ワクワクをレビューする趣味の最先端

災害に備えてCTECHi ポータブル電源300W GT300とFlexSolar 120Wソーラーパネルを購入したのでレビュー 気をつけるべきポイントはココ!

はじめに

最近、南海トラフ地震発生の可能性について日本がザワザワとしました。

多くの人が、災害時の備蓄など準備に追われたのではないでしょうか。

僕自身、この機会にとずっと購入を悩んでいたポータブル電源をとうとう購入することにしました。

購入したのは CTECHi というメーカーの300Wタイプのポータブル電源。

そして、FlexSoloar というメーカーの120Wタイプのソーラーパネルを同時に購入。

この2つについて、実際に使ってみてどうなのか、使えるのか、その辺りを紹介していきたいと思います。

購入を悩んでいる人向けの商品

災害を考慮したポータブル電源というと、人によっては「必要だと思うけど、高価なものは家計的に買えない」という人もお多いのではないだろうか。

今回の CTECHi のポータブル電源 は、性能の割にかなり安価な部類のポータブル電源になる。

「頑張ればギリギリ購入できるかも」という入門用だ。

なので、「備え」としてのポータブル電源を探している人には参考になるはず。

実際、家庭でポータブル電源が必要な場面というのはかなり少ない。

「あると便利だが、無くても良い」

キャンプをする人であれば別だが、そうでない場合は普段だとそういう立ち位置にある機材です。

今回の CTECHi のポータブル電源は、そういう人に向けた商品だと思って欲しい。

ポータブル電源があることで、いざというときの最低限のライフラインが確保できるという目的にピッタリ。

災害が起こってからでは本当に遅いので、とりあえずでもポータブル電源は持っておいて損はない。

電源ガチ勢や、ポータブル電源を使って野外でリッチな生活を送りたい人はそっとブラウザバックしてください。

CTECHi GT300の商品特徴

CTECHi は、2005年に設立された中国の深センにある会社。

様々な会社が軒を連ねる深センで、ポータブル電源やソーラーパネルの開発を行っています。

そんなCTECHiの GT300 という製品が今回紹介をする商品です。

基本性能

リン酸鉄リチウムイオン電池

出力:300W(純正弦波)

出力端子:USB-C、USB-A✕2、AC✕2

容量:299Wh

パススルー対応

サイズ・重量

サイズは 25.7cm ✕ 16cm ✕ 16.5cm

重量は4.3kg

小さな工具箱のようなサイズ感です。

4.3kgなので、2Lのペットボトル2本分ぐらいの重量ですが、持った感じはそれよりも軽く感じる。

価格

価格は、Amazonのセールで18,800円ぐらい。(製品ページ

セール以外でも、大体クーポンが出ているので同じぐらいの値段で購入できるようです。

同性能の製品では最安クラス。

購入時に気をつけるポイント

ポータブル電源の購入を考えている人は、最低限確認しておかなければいけない項目が存在する。

それらをチェックしておかないと、よくある「ポータブル電源購入の失敗」を体験することになってしまう。

電池の種類

ポータブル電源の電池には、実は種類がいくつかある。

  • 鉛蓄電池
  • リチウムイオン電池
  • リン酸鉄リチウムイオン電池

この中で選ぶべきは「リン酸鉄リチウムイオン電池」です。

リチウムイオン電池は安全性の面で心配されますし、鉛蓄電池は劣化と重量に課題がある。

つまり、リン酸鉄リチウムイオン電池の一択。

ワット数

ポータブル電源のワット数は、使用する予定の機器を考慮して選びます。

ワット数は大きいほど良くはありますが、そうなるとサイズ・重量・価格も大きくなる。

なので、最低限で300Wぐらいと思って選んでもらうといいかも。

それ以下だと、モバイルバッテリーでもいいのではという用途になりがち。

正弦波の種類

電源の出力波形のこと。

ポータブル電源には

  • 修正正弦波
  • 短形波
  • 純正弦波

がありますが、コンセントを使うなら「純正弦波」の一択です。

それ以外の波形だと、使用する電気機器を壊す可能性があります。

パススルー対応

パススルーとは、ポータブル電源を充電しながら電気機器も使えるよというもの。

対応していないと、充電中はポータブル電源を使用することができません。

ソーラー充電電圧と開放電圧

ソーラーパネルでポータブル電源の充電を考えている人は要注意。

実は、どんなソーラーパネルでも充電ができるわけではありません。

ポータブル電源の「ソーラー充電電圧」とソーラーパネルの「開放電圧」を見てあげてください。

「開放電圧」が「ソーラー充電電圧」の範囲内にあれば充電可能です。

これを知らないと、「小型ポータブル電源」と「大型ソーラーパネル」のような組み合わせをしてしまった場合、充電が行われないという結果になってしまいます。

実際に使ってみた

ソーラー充電を試す

まずは、ソーラパネルでの充電を試してみる。

災害での使用を想定する場合、ソーラパネルでの充電が出来ないと話にならない。

使用したのは、FlexSolar 120Wソーラーパネル。

120Wで1万円という激安ソーラーパネルです。

真夏の晴天時に、ソーラーパネルを地面に広げて充電開始。

1時間で20%ずつ充電が進んでいきました。

成功です。

これなら、ポータブル電源の充電が空っぽでも5時間で満充電になる計算。

ポータブル電源選びで失敗したくない人は、「CTECHi GT300」と「FlexSolar 120Wソーラーパネル」の組み合わせを参考にされてください。

良かったポイント

良かったのは、「安心」を買えたこと。

非常時に電気が使えるかどうかは、とっても大きな問題だと思う。

更に、CTECHi GT300 は小型軽量なので、いざとなればすぐに手に持って外に持ち出して家から逃げることも可能。

使わない時は、部屋の棚にでも置いておけば邪魔にもならない。

なんなら、防災リュックに入れておいてもいいから便利だ。

もちろん普段使いをしてもいいし、小型軽量なおかげで活躍の幅が広いのが素晴らしいと思った。

イマイチなポイント

イマイチポイントは、あえて言えば「ワット数」の一つだけ。

300Wなので、使用可能な機器が限られてきます。

使えない機器の例としては、

  • ドライヤー
  • 瞬間湯沸かし器
  • IHコンロ
  • 電子レンジ

のような家電は使えません。

ただ、

  • 低出力なオーブントースター
  • 小型炊飯器
  • 扇風機
  • テレビ
  • パソコンを充電

など、使えるものも多いので用途次第という感じです。

総括

セール時に「CTECHi GT300」と「FlexSolar 120Wソーラーパネル」の組み合わせを購入し、合計3万円。

ポータブル電源としてはめちゃめちゃ安いのですが、金額だけ考えるとやはり悩むお値段でした。

しかし、これで「不安」が消えて「安心」が得られたのは事実ですし、たまに普段でも活躍してくれることもあるので「ちょっとの幸せ」も手に入った。

外で電動空気入れを使うとき、扇風機の場所を自由に設置、どこでも家庭用ゲーム機で遊べるなどなど、コンセントを探すことが激減した。

持っておいて損はしないと思うので、余裕資金として3万円が準備できる人は購入を検討してみて欲しい。

商品ページ