感熱紙プリンターPeriPageがやってきた!
プリンターというのは社会人になると必要不可欠な道具である。
特に、個人事業主となるとプリンターが活躍する場面が多くなる。
客先への資料提示、各種書類の発行、参考資料やメモの出力などなど。
しかし、プリンターは場所も取るし、コストもかかる。
使い勝手としては、今一歩という感じが否めない。
持ち運びが出来て、必要なときにサッと使えるプリンターが無いものか。
見つけた!
その名も「PeriPage A6 HD」!
感熱紙を使うタイプのプリンターで、手のひらに乗ってしまう小ささと軽さ。
スマホぐらいの重さしか無い、バッテリー駆動のプリンターだ。
今日はこのプリンターを購入したのでレビューをしたいと思う。
ちなみに、203dpiモデルと、304dpiモデルの2つがある。
自分が購入したのは高画質な304dpiモデルだ。
残念ながら、国内での取り扱いは203dpiしか見つけられなかったので、そちらの方のリンクを念の為に貼っておく。
インクなんていらない!汎用紙が使える!
PeriPage A6 は感熱紙を使うプリンターだ。
感熱紙というのは、お店で出されるレシートの紙である。
特徴としては、インクが不要であること。
プリンターというのは、どうにもこうにもインクが高い!
インクで儲けを出すビジネスモデルなのでしょうがないが、それでは気軽に印刷なんて出来ない。
「ちょっとしたメモを出したい」
「印刷はしたいけど、使用後は処分するつもり」
そんな用途には贅沢過ぎて普通のプリンターは使えない。
だが、PeriPage A6 は違う。
インクが不要であるということ、そして感熱紙は汎用のものが使えるのでランニングコストが爆安なのだ。
個人事業主であれば、客先で領収書を印刷することだって可能だ。
他社製品は要注意
実は、感熱紙タイプのモバイルプリンターは他のメーカーからもいくつか発売されている。
しかし、購入の際は気をつけなければいけない。
専用紙ではないと印刷が出来ないタイプがほとんどなのだ。
その専用感熱紙が結構高価で、普通のプリンターを使った方が安いレベル。
専用感熱紙とは何なのかというと、感熱紙のサイズが特殊なのだ。
その点、PeriPage A6 では、至って普通のレシート用感熱紙が流用できる。
幅57mm✕直径30mm のロールタイプの感熱紙なら何でもいい。(58mmでも可)
ホームセンターでも購入が可能だが、全長が長過ぎて直径がオーバーしている商品が多い。
その際は、感熱紙を必要分引っ張り出して、自分で巻き直すといいだろう。
Amazonであれば、巻き直し不要なサイズの感熱紙が格安で手に入る。
コスパが一番良さそうな感熱紙のリンクを貼っておくので参考にして欲しい。
インクが不要なプリンターというだけでも嬉しいのだが、更に嬉しい情報がある。
感熱紙には、シールになるタイプの商品が存在するのだ。
そう、PeriPage A6 はラベルプリンターとしても活躍する。
テプラが欲しいな~と思っていた人には朗報だろう。
しかも、シールタイプの感熱紙も爆安だ。
これはホームセンターでもなかなか売っていないと思うので、購入するならネットになるだろう。
Amazonで、一番安いと思われる汎用サイズのシールタイプの感熱紙のリンクを貼っておく。
正直、ラベルプリントが購入の一番の動機だったりする。
手帳に貼ったり、収納箱に貼ったり、色々な場面で活躍するので、とにかく家に1つはラベルプリンターが欲しかった。
スマホアプリで簡単印刷
PeriPage A6 の使い方を紹介しよう。
PeriPage A6 は、Android、iOS、PCで使用することができる。
iPadからも使えることを確認済みだ。
スマホの場合は専用アプリをインストールして使い、PCの場合は専用ドライバをインストールして使用する。
アプリはアプリストアで「PeriPage」と検索すると見つかるが、ホームページにリンクがあるので検索が面倒であれば下記URLからアプリやドライバを入手しよう。
アプリには、印刷のテンプレートがあったり、自由に文字を入力できたり、写真印刷やWEBページ印刷が出来たりする機能がある。
PCからの利用の場合は、普通のプリンターと同じ感覚で印刷が出来る。
アプリから印刷指示を出すと一瞬で接続が完了して印刷が終わるから感動した。
このレスポンスの速さを知ると、普通のプリンターを使うのが億劫になる程だ。
気になる印刷品質だが、どうだろう、十分過ぎるクオリティではないだろうか。
インクタイプのプリンターと比較すると印刷品質は大きく落ちるし、感熱紙なので白黒印刷だけしか出来ない。
しかし、感熱紙であることを考えると、この印刷品質の高さは驚きとしか言いようがない。
レシートに使われる紙に、これほどまでの可能性があったなんて。
ロール紙になっているので、紙の残量が許すまでどれだけでも長く印刷ができるのも特徴だ。
これが、写真を印刷した紙のアップになる。
手帳に貼ったり、ちょっとした思い出に残すのには十分な画質だと思う。
インク代が不要で、紙代も気にしなくていいので、こんなにも気軽に写真印刷が出来るなんて奇跡だ。
もちろん、画質を追い求めていたり、インスタントな利用がメインではない人には向かないだろう。
だが、子供が遊びで撮った写真を印刷したり、簡単な塗り絵を印刷してみたり、メモ、Todoリスト、そういったものを印刷するのにはうってつけだ。
もう、我慢をしなくていい。
言葉は悪いかもしれないが、使い捨てる感覚で印刷をしていいのだ。
しかも、手のひらサイズなのでどこへでも持ち運ぶことが出来る。
大げさではなく、印刷革命と言っていい商品の登場だと思う。
これは、今のところ今年買って一番良かったと思った商品なのでオススメだ。