森永ミルクココアカステラ
世の中のトレンドはもちろん、面白いものをレビューしていくBOOMIY(ブーミー)です。
今回レビューをするのは、ミルクココアカステラ。
筆者は長崎県の出身である。
カステラ県の出身者として、カステラと名乗っている商品は食べねばなるまい。
そして、厳しく判定せねばなるまい。
長崎県出身者が、独断と偏見でカステラを厳しく判定する、今回はそんなレビューだ。
ミルクココアカステラは、セブンイレブンで見つけた。
完全に衝動買いである。
見つけた瞬間に「おまえは本当にカステラなのか!?」そんな考えが頭を過った。
カステラの皮を被った蒸しパンなんじゃないか!?
世の中には、そんな中途半端なカステラ製品がゴロゴロとあるのだ。
この際、ミルクココア味というのは大目に見よう。
カステラも、観光地に行けば抹茶やイチゴ味なんてザラにある。
そう考えれば、ミルクココア味なんて大した問題じゃない。
カロリー控えめで好感度高し!
製造者は、株式会社スイートファクトリー。
長崎県の会社じゃないのか!
一瞬、そんな気持ちになったが、別に長崎県のカステラが一番美味しいという決まりはないので実際は気にはなっていない。
問題は味であり、ちゃんとカステラかどうかというだけだ。
ちなみに、カロリーは317kcalとサイズの大きさにしては控えめなカロリー。
間食用に最適なカロリーだ。
最近、メキメキと体重が育ってきている筆者には嬉しい熱量である。
食べ応えがありそうだ!
分かるだろうか、このサイズ感。
靴ぐらいの大きさだ。
これでカロリーが317kcalなのだから、ちょっとしたダイエット食になるのではと思ってしまう。
いいじゃないか、ミルクココアカステラ。
デブの強い味方だ。
ザラメは無い
カステラと言えば、筆者としてはザラメが小さいころからの楽しみだった。
あのガリガリとした食感と甘い砂糖、そしてギュッと詰まったしっとり生地が口の中で一体となった時の幸せは語り尽くせない。
しかし、ミルクココアカステラにはザラメは無かった。
そこまでカステラを再現するには、コストや技術的な問題で難しかったのかもしれない。
これはカステラなのか!?
さて、問題は味だ。
ザラメはアクセントに過ぎない。
ミルクココアカステラは見た目はカステラっぽいので、ビジュアル的には合格点である。
これで、ちゃんとカステラの味であれば、長崎県民としてもカステラが世に広まって有難い限りだ。
思いを馳せて食べてみる・・・。
こ、これは!!!
・・・カステラでは無い!
分かってはいたが、残念感は否めない。
カステラというと、卵の風味が大切だ。
そして、しっとり感がありつつ、ギュッと詰まった生地の食感。
そのどちらもが、このミルクココアカステラからは感じられない。
パサついてはいないが、何故だか口の中の水分を持って行かれる不思議な食べ応えだ。
決して不味くは無いが、カステラでは無い。
どちらかというと、パンである。
何なら、ミルクココアの味もそんなに感じられないのが残念だった。
成分表示を見ても、ココアはそこまで多く使われていないのが分かる。
結論:カステラではない
独断と偏見ではあるが、これはカステラとは言えない商品だった。
しかし、美味しくないわけじゃないので、好きな人は必ずいるだろう。
特に、このボリュームで低カロリーというのは見逃せない魅力だ。
気になる人は、セブンイレブンのパンコーナーをチェックしてみては如何だろうか。