なんだ、このカップ麺は
筆者はカップ麺が大好きだ。
っというより、気付けば食べてしまっている。
非常食用にと家にはカップ麺を常備しているのだが、非常食と思いつつ隙があれば食べている。
なので、割とありとあらゆるカップ麺を今までに食べてきた。
だが、先日ローソンに寄ってみると、見たこともないカップ麺が販売されていたのだ。
その名も「キリマルカップラーメン」。
初めて聞く名前のカップ麺である。
これはカップ麺好きとしては食べてみるしかあるまい。
昭和レトロ感のあるパッケージが筆者の購買意欲を刺激した。
愛知県のローカルなラーメンらしい
パッケージを眺めてみると、どうやらこれは愛知県のご当地ラーメンのようだ。
元々は袋麺のようだが、それをカップ麺にしたという商品なのだろう。
一時は生産中止となったらしいが、地元の熱い要望で復活と書いてある。
胸アツなストーリーだが、生産中止になるぐらい売れていなかったのかという疑問が頭を過る。
地元じゃ知らない人がいないというのにだ。
期待と不安が混じっているあらすじである。
美味しそうじゃないか!
早速、お湯を入れて3分間待ってみた。
封を開けてみると、シンプルながら美味しそうな見た目が目に飛び込んでくる。
特別感は無いが、地元で愛されていたのであろうというのが伝わってくる内容だ。
こういうのでいいんだよ。
そう感じるカップラーメンの丁度良さを表現している。
食べやす~い
あっ、美味しい!美味しいぞ!!
筆者の地域では豚骨ラーメンが主流なので、カップ麺も豚骨ラーメンが人気だ。
それに比べると、キリマルはアッサリしていて醤油の味もそんなに強くない。
だが、それが良い。
最後まで美味しく食べることが出来るのはもちろん、食べれば食べるほど美味しいのだ。
毎日でも食べることが出来るカップラーメン、そんな印象である。
豚骨!濃い味!そんな地域で育つ筆者だが、カップ麺の味にも地域の特色が出るのだなと感じた。
カップ麺から遥か遠い地が想像できる、それだけでも素晴らしいことではないだろうか。
味がいいのはもちろん、プチ旅行気分でキリマルを食べてみてはいかがだろう。
カップ麺の世界は奥深いと再認識した一品だった。