Contents
タタメルバイクが良さそうだ!
株式会社ICOMAから、超個性的な電動バイクが発売される。
国内製造の電動バイクだ。
完成度が高い電動バイクで、ようやく実用的で面白い製品が登場したという印象だ。
海外では色々なチャレンジをされた電動バイクがどんどん発売されているが、日本はそういった”チャレンジ”をした製品がとっても少ない。
その中にあって、この電動バイク「タタメルバイク」はワクワクを感じさせてくれる素晴らしいプラダクトだと思う。
「電動バイクが欲しいけど、どの電動バイクを購入していいか分からない」
そんな人は、国内製造という大きな魅力のあるタタメルバイクに注目して欲しい。
タタメルバイクの魅力
タタメルバイクの魅力は一つではなく、複数存在する。
それが個性的だからこそ、とても光を放っている製品に感じさせてくれるというわけだ。
・コンパクトに折り畳める
・サイドパネルはカスタマイズ可能
・サイズ感が絶妙
・国内製造の安心感
電動であることに加え、この4つの要素のインパクトが大きい!
折りたたみ式でコンパクト収納
タタメルバイクは、その名前の通り折りたたみ式の電動バイク。
正直、折り畳める電動バイクというのは過去にも存在した。
海外製品が多いのだが、よく知らない海外の会社の折りたたみ式のバイクとなると、剛性への信頼がとても心配になってしまう。
だからこそ、「国内製造で折りたたみ式のバイク」という点が大きな魅力であると感じた。
サイドパネルを気軽に取り替え
なんと、サイドパネルは取替式となっているそうだ。
色々なデザインがあるようで、最近だとお寿司のデザインをしたパネルまで見かけた。
その日の気分によってバイクのデザインを変える事ができるという、バイクの新時代ではないだろうか。
サイズ感が絶妙に可愛い
バイクというのは、気軽に乗れてこそだと僕は思っている。
その「気軽」に影響するのは、サイズ感が大きな要素だ。
タタメルバイクは、まるでオモチャのように可愛いサイズ感があり、近未来的でもあり、角張った本体が良い意味でレトロ感を演出している。
このデザインとサイズ感であれば、男性・女性はもちろん、乗る人の体格も問わないだろう。
国内製造の安心感は絶大
日本は、電動バイクというジャンルについて大きく遅れている国だと思っている。
なので、今までは海外製品に注目したり、国内での販売代理店を探したりする必要があった。
だが、海外製品というのは心配がつきもの。
バッテリーは膨張しないだろうか、暴発しないだろうか、本体の耐久性はどうなっているのか、アフターケアは・・・etc。
その点、国内製造のバイクということであれば、どうにかして会社とコンタクトを取ったり、何かしらの細かい対応が出来る可能性がある。
バイクというのは長く乗る乗り物だからこそ、こういった点は非常に重要視したい。
性能はどんな感じ?
肝心の性能だが、細かい点はさておいて、ポイントだけ紹介しようと思う。
規格 |
原付一種 |
最高速度 |
40km/h |
最大巡航距離 |
30km |
モーター定格出力 |
600W |
充電時間 |
3時間 |
充電時間が思った以上に短くて驚いた。
3時間充電で30kmもの距離を走れるのであれば、近所への普段の足としては申し分ない。
モーターの定格出力も600Wあるので、軽い坂程度であれば問題無いパワーだ。
僕は、以前にモーター定格出力350Wの電動バイクに乗ったことがあるが、それはちょっとの坂でも徐行レベルに速度が落ちた。
電動バイクを購入する際は、このモーターの出力をチェックしておくのは非常に重要。
スペックについて詳しく知りたい人は、株式会社ICOMAの公式WEBサイトをチェックしてみてください。
こんな人に良いかも!
ガソリンの金額が大きく上がっている現在、電気で走る乗り物は維持費の面で非常に優れている。
パワーもそこそこあるため、ちょっと近所への買い出し、近場への職場移動にはピッタリだ。
車に積載できる人であれば、バイクは駐車場を気にする心配が少ないので、混雑が予想される目的地への乗り換え移動手段としても良いと思う。
ちょっと気になるポイント
もちろん、手放しで「完璧な製品だ!」と喜べるものでもない。
当然、気になる点も存在する。
購入を検討されているひとは、下記の点を考慮した上で判断すると良いと思う。
気になるポイント1
車体重量が63kgあるため、折り畳めるとはいえ「気軽な持ち運び」は難しいだろう。
一般的な自転車の重量が20kg前後あり、それでも相当重くて苦労をする。
63kgとなると、持ち上げることは不可能。
もし、車に載せて使いたいという人は、車にスロープを常備しておく必要がありそうだ。
気になるポイント2
最高速度が40km/hなのは、バイクに乗る人であれば気になると思う。
まず、大通りを走ることは難しいと思われる。
原付一種とはいえ、時には瞬発的に速度を出さなくては危ないという場面がある。
そんなときに40km/hが頭打ちとなると、怖くて交通量が多い道路は走れない。
ご近所であったり、交通量の少ない道路での使用が前提となりそうだ。
気になるポイント3
アフターサービスは大丈夫なのか。
販売店や取扱店が増えるのは、これからの時代の流れもあると思われる。
不透明な部分なので、故障や消耗品の交換など、今後、お住いの地域で対応してもらえるお店が出来るのかなどは全く読めない。
雨の日の耐久性についても未知数だ。
そのため、「タタメルバイクが移動の生命線」になりそうな使い方には合わないはず。
気になるポイント4
コンパクトであり、デザイン性が高いため、盗難の対象となる可能性は捨てきれない。
そのため、盗難対策のU字ロックなどは必需品だろう。
どこで買える?
公式WEBサイトにて、先行受注受付が進行中です。
株式会社ICOMAって?
東京にある会社で、電動バイクの開発、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザインの受託、展示会等の空間デザイン、バイクのリースを事業としてされている会社。
設立は2021年で、比較的若い会社である。
起業前にX(Twitter)で製品コンセプトが話題となり、企業へと至ったという面白い経緯がある。
気になる方は、X(Twitter)を覗いてみると良さそうです。