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まるで進化したPS Vita
AYNから、非常に面白そうなエミュ機が発売されました。
その名も「Odin2 Mini」。
まるで、PS Vitaかのような見た目の端末です。
Odin2が全体的に丸っこいデザインだったのに比べて、Odin2 Miniは曲線と直線のメリハリが利いた洗練されたデザイン。
それに加え、スペックが非常に高く、現状だと中華ゲーム機はこれ一択ではないかとすら思っています。
スペック表
名前 |
Odin2 Mini |
CPU |
Snapdragon 8Gen2 |
メモリ・本体容量 |
8GB:128GB/12GB:256GB |
OS |
Android13 |
ディスプレイ |
MiniLED 5インチディスプレイ 1920*1080p 60Hz タッチスクリーン |
重量 |
320g |
本体サイズ |
198 * 85.8 * 19.5mm |
通信 |
WiFi7 Bluetooth5.3 |
バッテリー |
5000mAh |
Odin2 Miniは、「Base」と「Pro」の2バージョンがあります。
違いは、搭載メモリと本体記憶容量。
OSにはAndorid13を採用。
SIMカードスロットはありませんが、Wi-FiとBluetoothが装備されています。
Androidスマホにコントローラーが付いたものと思ってもらえればいいと思う。
Androidゲームはもちろん、エミュレータをインストールすれば手持ちのレトロゲームが遊べる。
見た目がPS Vitaなので、Vita3Kをインストールすれば、まんまPS Vitaなのではという面白さがある。
超高性能CPUを搭載
Odin2 Miniは、CPUに「Snapdragon 8Gen2」を採用しています。
Antutuベンチマークで、大体150万点を叩き出す超高性能CPUです。
巷で話題の Retroid Pocket 4 PRO が搭載しているCPUが、Antutuベンチマークで70万点台なので、その性能差は歴然です。
50万点~70万点もあれば、エミュレータでPS2やWiiが問題なく動作するため、Odin2 Miniは超快適性能だと思って間違いない。
欲しい機能が全て詰まったハード
見た目はPS Vitaだが、ボタンや端子は現代的です。
Odin2 Miniであれば、L1、L2ボタンに加え、L2、R2ボタンも実装されている。
更に、MicroHDMI端子で映像の外部出力が可能。
SDカードで容量の拡張も出来ますし、PC等とのファイルのやり取りがスムーズにできる。
充電端子はUSB-Cで、汎用性は抜群。
フラットデザインで省スペース
個人的に、一番気に入った点は、フラットなデザインというところ。
手で持つ部分が膨らんでいないため、グリップ力は多少落ちるかもしれません。
しかし、PS Vitaで未だに遊んでいる身としては、膨らみが無いことは遊ぶ上で全く気にならない。
それよりも、バッグに入れた際にスペースを取らないことが何より便利で重宝している。
これは”携帯ゲーム機”なので、持ち運びのし易さというのが何より大切な要素だろうと考えている。
スペックの高さに加え、余計な凹凸の無いデザインはまさに携帯機としての完成形だ。
PS Vitaとサイズを比較
さて、PS Vita とそっくりな Odin2 Mini だが、実際のサイズはどうなのだろう。
PS Vita 3000とサイズを比較してみた。
PS Vita:約 182 * 83.5 * 18.6 mm
Odin2 Mini:198 * 85.8 * 19.5mm
サイズ感まで、驚くほどにPS Vita だった。
全体的に少し PS Vita よりも大きいが、本当に「少し」という程度だ。
画面が超キレイ
Odin2 Mini は、PS Vita を大きく超える PS Vitaだと思っている。
CPUの性能等もそうだが、そのディスプレイについても性能の高さが目立っている。
5インチディスプレイでフルHD解像度というのもスゴいが、MiniLEDという技術が使われているものポイントだ。
ディスプレイに小さなLEDを並べて発光させたもので、明るいし、色鮮やかだし、コントラストも高いらしい。
ゲーム機なのに本気度がスゴいというか、ゲーム機だからこそディスプレイに力を入れているのかもしれない。
価格は339ドルから!
Base:339ドル
Pro:399ドル
という価格設定になっています。
現在の為替だと、339ドルは5万円ちょっと、399ドルは6万円ちょっと。
円安、とってもヤバいですね。
BaseとProとどっちを買うかですが、正直僕はBaseの方でいいのではと思っている。
エミュレータを遊ぶ際は、メモリよりもCPUの方が重要ですし、本体容量もSDカードで調整ができる。
5万円でこのスペックの端末が手に入るなんて、非常に安くて驚くばかりだ。
単純比較はできませんが、スマホだと同じCPUを使っているものは10万円を超えて販売されていますからね。
買いだと思うので、Androidゲームやエミュレータで遊びたい人はチェックしておいて損は無いはずです。