心惹かれるダイソーのお菓子お菓子
ダイソーのお菓子に求めるもの、それは高級感や美味しさを探求したものではない。
100均のお菓子に、お菓子としての高度なクオリティは求めるべくもない。
では、100均のお菓子の魅力とは何だろう。
それは、チープで懐かしい味にあると思う。
パッケージを見ただけで、何となく味の想像がついて、想像をすると懐かしさが蘇る。
ダイソーには、思い出の味がたくさん並んでいるのだ。
それこそが、100均のお菓子の魅力だと思っている。
今回、筆者が買ってきたお菓子は「チョコりんぐ」だ。
揚げずに焼いたドーナツにビターなチョコをコーティングしたというお菓子。
ドーナツと書いてあるが、触った感じは割と固い。
これは本当にドーナツなのだろうか。
そう考えると、ドーナツの定義とはどうなるのだろう。
ふと気付くと、ドーナツについて哲学してしまう。
その時点で、筆者の心は「チョコりんぐ」に奪われていた。
カロリーはなかなかのもの
1袋78gで、カロリーは384kcal。
さすが、炭水化物とチョコレートのダブルパンチだけあるカロリーだ。
製造者は株式会社平和堂。
知らない製造所だが、こういうマイナーなお菓子が買えるというのがダイソーの面白さだ。
このチープな見た目がたまらない
開封してみると、程よく柔らかいチョコレートにコーティングされた、まるでクッキーのようなドーナツが出てきた。
駄菓子のような「こんなんで良いんだよ!」っという絶妙なチープ感がある。
一口サイズで食べやすく、一瞬で食べてしまえそうな感じだ。
何だか懐かしい!
食べてみると、甘過ぎないチョコレートの味を真っ先に感じる。
そして、ほんの少しだけ柔らかさを持ったクッキーのようなドーナツの歯ごたえがある。
駄菓子を食べている感覚で美味しい。
ついで買いをするには、ピッタリなお菓子だ。
ただ、一つだけ言うとすると・・・
これは、やはりドーナツではなくてクッキーだと思う。
パッケージに「揚げずに焼いたドーナツ」とあるが、食感といい、まさにクッキーではないだろうか。
しかし、これはドーナツとして販売されている。
まだまだ、筆者のドーナツについての哲学は続きそうだ。
ドーナツについて哲学をしたくなった時、「チョコりんぐ」を手に取ってみてはどうだろう。